木村玲衣

総合商社で勤める私は実績社内トップで後輩達にも慕われ、会社から信頼されるいわばエリートでした。美人社員と評判の玲衣とも結婚し、公私共に充実した日々を過ごしていました。アイツが異動して来るまでは…。そう、ある日、本社から矢野という男がこの支社に異動してきたのです。本社でも評判のエリート、そんな男がなぜ支社に？不思議に思いましたが、奴は評判通りの実力で私から次々仕事を奪っていき、気づいた時には最愛の妻までも寝取っていたのです…。

ある日、僕は同僚の巻を家に招き晩酌を楽しんでいた。妻の玲衣は胸ばかり見てくる巻の事が苦手で、僕たちの会話から少し距離を取っていた。巻も以前から玲衣との距離を感じていた様でお詫びの印にと人気のエステチケットをもらった。玲衣は難色を示していたが無料だし、せっかくだからと諭すと渋々、行く気になったらしい。しかし、そのエステは同僚とエステの店員により仕組まれたもので、まさか鏡越しに妻の痴態を目撃する事になるなんて…。